
学生時代は大学の法学部でメディア政治を専攻していました。カリキュラムのなかで、広告の講義があり、ものごとを伝えること、発信することの重要性やおもしろさを知り、広告業界に興味を持つようになりました。実は、私には進路選択に関する「わだかまり」がありました。受験生の頃、漠然と理系クラスに所属して、より偏差値の高い学部への進学を目指していました。しかし、受験勉強に苦戦し、最終的には文系へと転向して、大学に入学しました。大学生になってもしばらくは、それを「逃げ」だと思い込んでいました。それでも、大学に入学して、挑戦したい!と思えることに出会うことができました。そんな「わだかまり」があったからこそ、就活中に出会った進研アドの「若者に多様な未来を」という理念に惹かれ、自分のように進路選択に悩む高校生に、広告の力を通して「別の選択肢」があることを伝えたい。進路選択の当たり前なんて打ち破りたい、という気持ちで入社を決めました。
私は現在、マナビジョン商品本部のアセスメディア開発部に所属しており、『Benesseマナビジョン』などに関わる進路探求ツールの制作や運用を担っています。私の強みは調整力。社内外の多くの関係者と連携しながら複数の商品やプロジェクトに携わってきました。入社当時は、かつての私のように悩める高校生たちのために既成概念を打破することこそが自分の使命だと考えていました。しかし、紙媒体やSNS運用、さらにデジタルサービスへと自分の仕事の範囲が広く、面白くなってくる中で、私自身の気持ちが大きく変化し始めました。転機となったのはDMのクリエイティブを改善するプロジェクトです。このとき、もっと高校生のリアルな声を聞きたいと考えて、高校生たちを集めて直接対話する機会を得ました。そこで私は、彼らの将来を見据える解像度の高さや選択肢の多様さに衝撃を受けたのです。高校生はこう考えているはずだという自分の中の固定概念が壊された瞬間でした。今の私は「既成概念を壊す」こと自体を目的とするのではなく、高校生の望む多様な未来に応えるために「選択肢を広げる」という心境に至っています。それを実現するための社風があることも進研アドの魅力です。私たちのチームワークは、単なる助け合いではなく、互いにしっかりと主張しながら、新しい価値を生み出していく共創の関係なのです。だからこそ、私も培ってきた調整力を活かして、プロジェクトの一つひとつが誰の心に届くべきかを常に考え抜いて制作に励んでいます。

今後は、大学進学だけでなく専門学校や就職を志望する層にも目を向け、高校生の多様な未来に対応する、新しい商品開発に挑戦したいと考えています。現在は新入社員のOJT(教育担当)も務めており、チーム運営を通したマネジメントにも興味を抱くようになりました。以前は一人で作業を完結させる方が早いと考えていたこともありましたが、多様な視点が混ざり合うことでこそ生まれる価値や、達成感に魅力を感じています。一人の声を無視せずに全員で大きく育てようとする文化の中で、自分の想いが形になるやりがいを後輩や、これから進研アドに入社してくださる方たちにも実感してほしいですね。